論理英語☆話すための英語 本庄市 小2〜大人☆ブログ

本庄市けや木の個人英語教室。小2〜大人マンツーマン授業。教室のこと、英語・英語学習にまつわること、

とっさに口から出てきづらい英語

こんにちは。

今回は、知っているのに言えない英語、

いわゆるpassive vocabularyにまつわる話です。

 

つい先日、こんなことがありました。

一人で英語を話しているとき、

(録画して英語学習グループにアップする目的で)、

「プレゼントの包みを開ける」というところで、

open the wrapping という言い方をしました。

言っている瞬間から、これ何か違うなという感じがしましたが、

止まらずに話し続ける練習でもあるので、

そのまま通しました。

 

投稿した後で聞き直してみたとき、

適切な表現が浮かびました。

unwrap と言えばよかったのです。

知っているけど、その場で出てこない。

もろにpassive vocabulary。

 

英語には接頭辞をつけるだけで反対の意味になる語が多くあります。

先ほどの例は

wrap --- unwrap

その他の動詞としては

tie --- untie

zip --- unzip などたくさん。

 

形容詞では、

important --- unimportant

significant --- insignificant

successful --- unsuccessful などたくさん。

 

日本語では、「重要ーー重要でない」のように

打消しを使って表現するか、

反意語として全く別の語をあてるため、

例に挙げたような英語の接頭辞付き語は思いつきにくいのではないかと思います。

また、less important のような言い方も日本語の発想にないので

同様に出てきにくいのではないかと思います。

(日本語では名詞には接頭辞のついた語はありますが、

動詞、形容詞、副詞にはみられない)←調べたわけではありませんが、おそらく。。。

 

今回取り上げた話題は

英語で考えているか、日本語で考えているかの話に関係しますが、

今日の記事ではここまでにとどめます。

 

そういえば、おとといも、

出席したミーティング(あるトピックについてdiscussionする)で

他の出席者が unsuccessful を使ったので、

おー、接頭辞付き!

自分だったら出てこなかったな~と内心思いながら聞いていました。

 

母語での表現方法の影響は大きいと思いますが、

それをかぎりなくゼロに近づけるように、

日々仲間たちと練習です。

 

 

#英語#英語学習#英語スピーキング