論理英語☆話すための英語 本庄市 小2〜大人☆ブログ

本庄市けや木の個人英語教室。小2〜大人マンツーマン授業。教室のこと、英語・英語学習にまつわること、

教室に来ている目的

今週の授業で、

教室に来ている目的のまさに核心に触れる場面がありましたので、

それについて書きます。

 

生徒さんの到着時に

私がつけっぱなしにしておいた

Facebookグループの英語ビデオ投稿から話が始まりました。

その時間の生徒さんは小学二年生。

これは私の英語の学習の一つだよと伝えると、

ちょっとキョトンとしていたので、

スマホにかえて、iPadをカバンから出して

大きい画面で紹介しようと、

あるグループページをクリックしたところ、

ちょうど、あるメンバーがライブ投稿していましたので、

二人で一緒に数分見ていました。

残念ながらライブ中にはコメントが間に合わなかったのですが、

生徒さんの感想を含めてコメントを書き込みました。

まもなく返信があり、

なんと、イラクの人とコミュニケーションができたのでした!

 

そのあと、私が数日前にライブ投稿した映像も少し見てもらいました。

近くの公園の河津桜を映したものです。

たくさんの人からもらったコメントも見せると、

そこで初めて!?英語というのはこういうものなんだ!というのを

その生徒さんは実感したようです。

 

なぜ英語を勉強しているのかを尋ねたら、

「覚えるため。」という答えが返ってきました。

こういうふうに英語が使われている現場を経験するまでは、

そういうふうに思っていたのですね。

それは無理もないと思います。

私たちの日常生活で

実際に英語が使われているのを見聞きする場面はゼロなので。

 

思わぬFacebook上のライブ配信とコメント交流で、

英語について新たな視点、

=本来の英語の役割みたいなものに

その生徒さんは気づいたのではないかと思います。

 

小学生の年齢ですと、

言葉で説明するより、

短時間でもこのような体験のほうが強く心に響くのかもしれませんね。

それは大人も同じかもしれませんが。

 

コメントをつけることにも大賛成で、

わくわくしている表情だったのでよかった。

 

次にやってきた六年生の生徒さんにも同様に紹介すると、

興奮して画面を見ていましたし、

私が書いたコメントも、イラクの人からの返信も声に出して読んでいました。

年齢が近い、他の国の高校生の映像も紹介したり、

いろいろな学習方法があることも伝えると、

本当にその生徒さんの目はいきいきして、

関連することを自分からたくさん話してくれました。

私から六年生の生徒さんに付け足したのは……

英語は教科書の中にあるんじゃないよ、

大きな丸い地球をイメージするといいよ、

たくさんの人たちとつながる方法、

自分の思いや考えを日本以外の世界中の人たちに伝えられる方法のひとつとして

英語はあるんだよ。

 

私のほうでは教室の目指すところ、

そして生徒さんたちの将来の姿ははっきり頭にイメージとしてありますが、

生徒さんにとっては

何のために英語を習いに来ているのか、

漠然としているだろうなあ、ということが改めてわかりました。

 

まさに、この日は直観英語教室。

こんなふうに生徒さんの目が輝くような授業や活動を提供すること、

それが私の役目だな、と改めて感じた日でした。

 

 

同じ内容についてYouTubeでも話しています。

(ビデオを撮った時点では、

何がきっかけでiPadを取り出したのかは忘れていました。)

youtu.be